今回わかること
今回の記事では、
- 「DC(確定拠出年金)」と「DB(確定給付年金)」の根本的な違い
- 自分の会社がどちらを採用しているかで変わる「iDeCoの上限額」
- 「100年計画」の収入の部を計算するための基礎知識
がわかります。
老後の「先立つモノ」を把握する上で、自分の会社の年金制度が「DC」なのか「DB」なのかを
知ることは、実は非常に重要です。
では、始めたいと思います。
「DC」は自分で育てる年金

DC(確定拠出年金)は、「出すお金(拠出額)」が先に決まっている年金制度です。
- 企業型DC: 会社がお金を出してくれ、自分で運用先を選びます。
- iDeCo(個人型DC): 自分で自分にお金を出して運用します。
DCの大きな特徴は、**「将来もらえる額が運用結果しだい」**という点です。自己責任の部分は
ありますが、以前お話しした「年利5%の運用」のように、時間を味方につければ大きな資産に
育つ可能性があります。
「DB」は将来が約束された年金

DB(確定給付年金)は、「将来もらえるお金(給付額)」が先に決まっている年金制度です。
会社が運用を行い、従業員には将来あらかじめ約束された額が支払われます。
従業員にとっては「いくらもらえるか」が最初からわかっているため、
100年計画の「収入」として計算が立てやすいというメリットがあります。
知っておきたい「iDeCo上限額」への影響

自分の会社がDCなのかDBなのかによって、iDeCoで積み立てられる金額(枠)が変わります。
以前紹介した上限額の表を改めて見ると、その違いがわかります。
- 企業型DCのみ加入している人: iDeCo上限は 月2.0万円
- DB(確定給付年金)に加入している人: iDeCo上限は 月1.2万円
(※公務員や、会社にDBがある場合などがこれに該当します)
このように、会社に手厚いDBがある場合は、iDeCoの枠が少し小さく設定されています。
100年計画にどう反映させるか
100年計画の表を作る際、DBがある方は「退職金・年金」の項目に、会社から提示されている
予定額をそのまま記入できます。会社の規定を確認して「退職金・年金」の金額を
前もって知っておきましょう。
一方でDCが中心の方は、運用益によって「資産合計」のグラフが大きく変動します。
以前の私の失敗のように「76歳で底をつく」結果にならないためには、DCでの運用状況を
定期的にチェックし、**「運用しながら取り崩す」**シミュレーションに
反映させることが大切です。
まとめ
- DCは「運用しだいで増える年金」、DBは「将来の額が決まっている年金」。
- DBがある人は、iDeCoの枠(上限額)が少なめに設定されている。
- 100年計画では、DBは「確実な収入」、DCは「変動する資産」として管理する。
まずは自分の会社の就業規則や「年金定期便」を確認して、自分がどちらの制度に
守られているかを知ることから始めてみましょう。
それが、精度の高い「100年計画」への近道です。
今回も読んで頂きありがとうございました。
では、また。

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